
かごしま国体
10月11日から15日まで開催された、「かごしま国体」へ佐賀県代表として出場してきました。国体はロードに去年から参加させてもらって今年で2回目。トラック競技に出たのも観たのも、今年が初めてで国体独特の雰囲気と、選手たちの熱い走りに感動でずっと魅せられていた5日間でした。
初日は、チームスプリント:26位。最終日は、ロードレース:3位。
国体のロードレースは、全日本などの普段のレースとは展開もメンバーも違うので、去年すごく難しさを感じたレース。距離も50kmと短いのと、全日本みたいに優勝目指すというよりも入賞目指して挑む選手が多い(ポイントが取れるため)印象で選手間での意思疎通がしにくいレースが国体独特のレース展開を生んでいるのかなと、思います。そういうレースで勝つには、圧倒的な強さでレースを展開して尚且つ、最後に勝てる力が必要。他選手よりも二回り以上の力があってこそ、最終的にギリギリで勝てるようなレースかなと思います。
チームスプリントの日の朝、実は、今日がロードレースだったら良かった!と思うくらい、コンディションが合っていました。この日に合ったということは、ロードの日は、落ちるんですけど、なんとか、ロードの日まで繋げられるように滞在先の鹿児島で取り組んでいました。結果的には、ロードの日の朝は、ウォーミングアップの時点で「動いていない」こともわかっていたんですけどね。鹿児島にいた1週間の中で一番、体が動かなかった日になりましたが、レースにはどんな状況でも最善を尽くすしかありません。
今回、ロードで優勝した金子選手が、スタートから積極的に動かれるので、体が動かないなりに、結構楽しくレースができました。動くべき大事なところでは動いて、アタックして、おもしろかったです。最後の8kmの登りに入った時点で、この強度以上は体が動かないのがわかったので、そこから維持したままゴールまで。トラック競技もあり1週間滞在しながら体調を持っていく難しも改めて感じました。
来年は、私の地元の佐賀県で国体が開催されます。来年から「国民スポーツ大会」という名になり国体ではなく「国スポ」になるそうです。トラック競技は武雄競輪場で、ロードレースは、大分県日田市のオートポリス会場で開催されます。
ぜひ、全国のトップレベルの選手たちの熱い走り、戦いを観ていただきたいです。魅せれる選手たちが集まります。